ITエンジニアに資格は必要か?選ばれ続けるために必要なことは…

2022-08-18

  • 会社から報奨金や資格手当が貰えるし、資格は取らなきゃ損だよね?
  • 先輩や同僚やSNSでもみんな資格を持ってるし、自分も取らないと置いて行かれそう…
  • 土日も勉強して資格を取って、もっといい会社に転職したい!

資格さえ取れば、スキルアップや成長ができると思っていませんか?

かく言う私も駆け出しの頃は、がむしゃらに資格を取りまくる資格マニアでした。

「上司は褒めてくれるし、現場でどんな案件も対応できるようになるはずだ!」と思い込んでいたからです…

しかし、現場では資格の知識以上に重要な要素がたくさんあります。

この記事では、駆け出しエンジニアが資格マニアになりがちな背景をまとめました。

読めば自分の成長機会だけではなく、全体の利益を最優先に考えるワンランク上のエンジニアになれます。

勤務先からの報奨金が美味しすぎる

IT技術は日々進化しており、エンジニアも継続的な技術の研鑽が欠かせません。しかし、人は得てして楽な方に流されるもの…

快適な状態から困難な道に一歩を踏み出すことがなかなか難しいもの。そこで合格者に対する報奨金をインセンティブとすることで、会社は社員に勉強を奨励します。

安月給な若手エンジニアにとって報奨金の支給額は少なくありませんから、それに目が眩むのは必然と言えるでしょう。

上司や先輩が評価してくれる(という希望的観測)

IT業界でありがちなのが、「資格を評価する人」と「実務経験しか認めない人」に分かれることです。

両者の違いを端的に言うと、これまで資格を取ってきたかそうでないかです。

もちろん資格を持っている人ほど、他の資格保有者に対しては評価する傾向があります。どれだけの時間をかけて努力してきたのかを身をもって知っているので、当然のことですよね。

一方、自分の技術力に自信がある人は資格不要派が多い傾向にあります。

よって、資格の勉強を頑張る人が必ずしも評価されるとは限りません。

以上を踏まえて、自分の価値を高めるための手段はよく考えた方が良いでしょう。要するにアウトプットの方法は資格だけではなく、より柔軟な発想で考えるべきだということです。

例えば、同僚がエクセルで行う日々のルーチンワークをマクロ化したり、機器のコンフィグ設定を自動化したりしてもいいでしょう。チーム全体の工数削減や効率改善に成功すれば、間違いなく貴方の評価は高まります。

くれぐれも自分の意思や都合ばかりを優先せずに、どうすれば周囲に貢献できるかを最優先で考え、対応することが肝心です。

他人と自分を比べて焦る

仕事をする中で、知らない知識や概念が出てくると必要以上に不安になっていませんか?

特に駆け出しのエンジニアは、他人と比べて自分のスキルの低さを気にしがちです。

SNSで見かける「〇〇資格に合格しました!」といった合格報告や、「〇〇認定〇冠」といった肩書にも嫉妬したことはないでしょうか?

資格に限らなくても、例えば誰かが家を買ったり車を買ったりすると、無性に羨ましくなりますよね?

そういう時には誰しも劣等感が少なからず生まれます。結果的に、実はそこまで必要でもない資格が欲しくなったり、勉強に打ち込むことで自己肯定感を得ようとするような心理状態になります。

その時は一旦立ち止まって、冷静かつ客観的に自分の立ち位置を再確認することをおすすめします。

まだエンジニアになったばかりなので、知らないことや出来ないことだらけでも当たり前。

これから1つずつ着実に、出来ることを増やしていけばいいだけのことです。

また、IT資格はいわゆる士業のような業務独占資格とは違うとまず認識して下さい。仮に取得したところで、医師免許や公認会計士や弁護士のように将来が約束されることはありません。

他人と自分を比べても何の意味もありませんので、「今目の前にある自分の仕事」に集中して下さい。

まとめ

この記事では、駆け出しITエンジニアが資格マニアになってしまう背景についてご説明しました。

資格は使い方によっては、転職や昇進にも役立つ手段となります。一方で、必要以上に勉強ばかりに没頭してしまうことには要注意。もし本業が上の空になってしまっては、本末転倒ではないでしょうか?

要するに、ITエンジニアにとっての資格とは目的ではなく手段です。本当に必要なことは、会社や顧客の期待に応えて貢献することだと日々自分に言い聞かせましょう!

その先には、日々の堅実な仕事ぶりを見ていてくれている誰かが、必ず貴方を正当に評価してくれるでしょう。

【ご参考】インフラエンジニア最低限取っておくべき厳選資格は、以下の記事をご覧ください。